のろいのかみ
呪いの神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 北区八多町では丑の刻参りを呪いの神と呼び、古びた鏡を提げて宮へ参ると、社前の大きな牛がひとりでに頭を動かしたという。
- 細部
- この地域では、丑の刻参りをのろいのかみと呼びならわしていた。恨みを晴らそうとする者は夜更けに古い鏡を身に下げてお宮へと向かう。すると、社の前にうずくまっていたはずの大きな牛が、ひとりでに頭を動かし始めるのだという。参拝者の姿を捉えたかのようなその仕草は、丑の刻という時刻そのものが持つ不気味さと相まって、呪いの成就を思わせる徴として語られてきた。
- 広まり方
- 1934年の『ドルメン』に掲載された、辰井隆「摂州有馬の話」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ