しずおかのやきはたのろいかけあい
静岡の焼畑呪い掛け合い
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 焼畑の良い場所をめぐり、他人が奪おうとするとジバツが当たるよう祈る呪いの掛け合いが行われたという。
- 細部
- かつて山間部で焼畑地を切り開いていた時代、良い作柄が見込める場所をめぐって集落の中で奪い合いが起きることがあった。そうした争いを抑えるため、呪いのカケックラと呼ばれる一種の呪術的な掛け合いが行われていたという。具体的には、条件の良い土地を他人が横取りしようとした場合、その者にジバツと呼ばれる祟りが降りかかるようにと祈願する形がとられた。土地の取り合いという現実的な利害対立を、超自然的な制裁への恐れによって牽制しようとする、焼畑山村ならではの慣行のひとつといえる。
- 広まり方
- 『静岡県史 資料編24 民俗2』(1993年)所収、大村和男「ヤマのムラの成立と発展」に記録がある。
- 地域
- 静岡県静岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ