かものしょかんをとどけるのぎつね
加茂の書簡を届ける野狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- かわいがっていた野狐が恩返しのつもりか、めでたいことがあるたびに品物や手紙を届けてくるようになり、その手紙は今も残っているという。
- 細部
- ある人が、野に棲みついていた一匹の狐をふびんに思って餌をやるなどかわいがり、長らく世話を続けていたことがあったという。すると、その狐が恩返しのつもりなのか、この家に何か祝い事や吉事があるたびに、どこからともなく品物や書簡を届けてくるようになったのだという。人にはとうてい真似のできない仕方で恩を返してくる律義な狐として語られており、そのとき狐から届けられたと伝わる書簡は、今なお家に大切に伝わって現存しているそうである。
- 広まり方
- 1940年の民俗誌『高志路』に載る加藤辰藏「続新津郷怪奇談(三)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県加茂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ