のがま
のがま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 野良仕事の最中に身体が切れる怪異で、傷を負っても血はほとんど出ないと語られた。
- 細部
- 語り手が小学生だったころ、のがまの話をたびたび耳にしたという。山や畑で作業をしていると、思い当たる原因もないのに身体が切られる。ところが不思議なことに、その傷口からはほとんど血が流れないのだと説明された。刃物で受けた傷とは様子が違うという点が、正体不明の存在の仕業と考えられる根拠になっている。全国で鎌鼬の名で呼ばれる現象に対応するもので、日常の労働の場で突然起こる災難として恐れられていた。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』に載る橋村寿「怪談ばなし」に収められている。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ