のがま
ノガマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 墓上に立てる鎌ノガマは山野を飛び回るとされ、転んで切り傷を負うとノガマに切られた、大怪我をするとノガマに喰われたという。
- 細部
- 三好市の祖谷山地方に伝わるノガマの話である。この地方では、埋葬した墓の上に鎌を立てる習わしがあり、これをノガマと呼んでいる。山で仕事をしていて転び、切り傷などを負うと、それはノガマに切られたのだと言われている。ノガマは埋葬してしばらくのあいだは墓の上に置かれているものの、そのうち山野を絶えず飛び回るようになるとされ、ノガマに切られたときのための呪言も伝わっている。また、これといって何もない場所で大怪我をしたときには、ノガマに喰われたのだとも言われている。
- 広まり方
- 1976年の『えとのす』所収、武田明「阿波山地『祖谷山』の祭礼と俗信」、および1941年の『ひだびと』所収、高谷重夫「祖谷山村の民俗(三)」に記録がある。
- 地域
- 徳島県三好市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ