のぶすま
野ぶすま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河岸に出た怪しいものを鳶職が打ち殺したところ、奥山に棲むという野ぶすまだと教えられた。
- 細部
- 四月ごろ、河岸のあたりに得体の知れないものが現れるという噂が立っていた。そこへ鳶の伊兵衛という男が行き合わせ、これを打ち殺してしまう。あらためて確かめると、胴はイタチのようでありながら、目は兎に似ており、体には翼めいたものが備わっていた。誰も名を知らないため、近所に住む浪人に尋ねたところ、これは野ぶすまと呼ばれるもので、常なら人里ではなく深い山に棲むのだと説明されたという。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成』第二期に収める著者未詳『梅翁随筆』に記録がある。
- 地域
- 神奈川県鎌倉市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ