にわとり
鶏
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 病を苦にして入水した僧の遺体が見つからないとき、舟に乗せた鶏が鳴いた場所を捜すと見つかったという水難捜索の言い伝え。
- 細部
- 尾張国萩原にある宝光寺の僧が、長く患っていた病を苦にして川に身を投げたことがあった。ところがその亡骸がどこに沈んだのか、なかなか見つけることができなかった。困り果てていたところ、ある人がこういうときに使える方法を知っていると言い出した。鶏を舟に乗せて川面を漕ぎ回らせ、鶏が鳴き声をあげた場所を探ってみるのだという。実際にその通りにしてみると、鶏が鳴いた地点で僧の遺体を見つけることができたと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年刊の『日本随筆大成』第一期に収められた岡田挺之「秉穂録」に記録がある。
- 地域
- 愛知県一宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ