にわからす
二羽烏
国内
未確認生物
- どんな話か
- 孝謙天皇が作物を荒らす烏を戒め、奈良田では烏が二羽までしか増えないという伝説。
- 細部
- 早川町奈良田では、烏は常に二羽までしか増えないと伝えられている。かつて烏の群れが作物を食い荒らし、村人が困り果てたため、孝謙天皇が烏たちを呼び集めて畑を荒らさないよう約束させたという。ところが約束を守ったのはわずか二羽で、残りは帝によって土地から追われてしまった。このとき帝は烏の腹の中まで検めて約束を破った証を確かめたとも語られる。別の伝えでは、民を思う帝が数を二羽に封じ込めたのだとも言われ、奈良田だけの決まりとして今も語り継がれている。
- 広まり方
- 1989年の『甲斐路』掲載、長沢利明「山梨の孝謙天皇伝説」にまとめられている。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ