にしんとげんぎつね
鰊と玄狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 知内山から玄狐を捕らえたことで祟りが起こり、狐を嫌う鰊が獲れなくなったという松前の言い伝え。
- 細部
- 蝦夷地における鰊は当地の大切な産物であった。文化三年、知内山という山から玄狐と呼ばれる狐が捕らえられて持ち込まれたことがあり、これを境にその狐による祟りが始まったとされる。鰊という魚はもともと狐を嫌う性質があるといわれ、ちょうどこの時期を境に漁の実りが目に見えて落ち込んでしまったという。狐を捕らえた出来事と漁の不振とが、一つの因縁として語り継がれている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、深瀬春一「鰊に関する伝説」に記録がある。
- 地域
- 北海道松前町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ