くにさきのしょうめんこんごうからにげるにおう
国東の青面金剛から逃げる仁王
国内
未確認生物
- どんな話か
- 仁王が唐天竺で青面金剛に力比べを挑まれて敵わず逃げ出し、追ってきた金剛から寺へ逃げ込んで難を逃れたという話。
- 細部
- 国東町に伝わる庚申信仰の由来話のひとつに、仁王の逃避行を語るものがある。仁王は唐天竺まで足を運び、そこで青面金剛から力比べを挑まれることになったが、とても対抗できる相手ではないと見切りをつけて一目散に逃げ出し、九死に一生を得て日本へと逃げ帰ったという。ところが青面金剛はあきらめずに海を越えて追いかけてきたため、仁王は行く先々を逃げ惑うはめになり、最後にはとある寺の中へ逃げ込んで身を隠したのだという。追う者と追われる者との力の差が、そのまま笑い話めいた逃避行として語り継がれている。
- 広まり方
- 1960年の『庚申』に掲載された窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ