においどり
ニオヒ鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 病人のいる家を挟んで鳴くニオヒ鳥の声を聞くと、その病人は死んでしまうとされる。
- 細部
- ニオヒ鳥という鳥は、病人のいる家を両側から挟むようにして鳴き交わすことがあるといい、そのようなときは中にいる病人が助からず死んでしまうという凶兆として恐れられていた。ニオヒという名は、うめき苦しむことを意味する「呻吟」に由来すると説明されており、鳥の鳴き声そのものが病人の苦しみを写し取ったもののように受け止められていたことがうかがえる。姿を見せることのない鳥とされ、実際にどのような鳥を指しているのかは判然としないまま、鳴き声だけが不吉な兆しとして語り継がれてきた。
- 広まり方
- 出典は『郷土研究』1916年掲載、早川孝太郎「報告 鳥に関する俗信」。
- 地域
- 愛知県新城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ