にんぷにとりつくきつね
妊婦にとり憑く狐
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 女性が妊娠すると、ふだんよりも狐に取り憑かれやすい体になってしまうと考えられていたという言い伝え。
- 細部
- この土地では、女性が身ごもると狐が取り憑きやすい状態になると信じられていた。妊娠していない時期に比べて心身の抵抗が弱まるためだと考えられていたようで、妊婦を抱える家では普段以上に注意深く過ごすようにと言い聞かされていたという。なぜ妊娠が狐憑きを招きやすくするのかについて詳しい理屈までは語られていないが、身重の女性が特に気をつけるべき存在として狐が意識されていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1979年の『名古屋民俗』に掲載された伊藤良吉「資料通信」に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ