にんじん
人参
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庚申講の集まりで、主人が調理していた人参を見て赤子と早合点した客の九人が席を立ったという話。
- 細部
- ある家で新たに庚申講の集まりを開いたところ、迎えた主人が仕込んでいた人参を目にした客たちが、それを人間の赤子と見誤って恐れをなし、集まった十人のうち九人までがその場を離れてしまった。実はこの主人こそ庚申の化身であり、人参は一人分食べるだけで千年もの長寿を得られるものだったという。最後まで居残った東方朔だけがそれを九人分食べ、九千年の齢を保ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1960年の『庚申』所収、窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 山形県酒田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ