ににんぼうず
二人坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 後生のよい老人が死ぬと僧に紛れて現れる二人坊主は、油や豆を供えるとニターッと笑うカラスの化身という。
- 細部
- 日頃から徳を積んだ老人が亡くなると、葬儀に招かれた本物の僧侶とともに、もう一人余分な坊主が姿を現すことがあるという。これを二人坊主と呼ぶ。読経が終わったあと油や豆を供えると、そのうちの一人がニターッと不気味に笑うのですぐにわかり、これはカラスが化けた坊主なのだという。正体を見破られた二人坊主は鎮守の森の中へと消えていき、あとには三つまたに分かれた足跡だけが残されていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年の『季刊民話』所収、竹内智恵子・瀬川拓男「民話対談奥会津の風土と民俗詩」に記録がある。
- 地域
- 福島県喜多方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ