にんぎょうぶ
ニンギョウブ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庚申の晩に出された人魚の肉を知らず食べた娘は八百比丘尼となり、長生きしたと田人町で語られる。
- 細部
- 庚申の晩、人形のような姿をした奇妙な料理が出されたため、その場にいた者は誰も食べずに持ち帰った。ところがそのうちの一人の娘だけが知らずにこれを口にしてしまい、以来長い寿命を得たという。この料理はニンギョウブ、つまり人魚であり、娘は八百比丘尼と呼ばれるようになった。海の魚を食べるときは人魚に触れた尻の部分から食べると長生きにあやかれるが、川の魚は尾で跳ねるため悪いものが憑いているといわれる。
- 広まり方
- 1956年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県石城郡田人村の調査記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ