にんぎょ
人魚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庚申講に招かれた人々が頭は人、体は魚という料理を出され、逃げ遅れた一人が食べて長寿を得たと伝わる。
- 細部
- 庚申様自らが庚申講を催して村人を招いたところ、出された膳には頭が人間で体は魚という異様な姿の料理が並んだ。驚いた参加者はみな逃げ出したが、一人だけ捕まってしまい、着物の裾をたくし上げた部分に魚の切り身を押し込まれてしまった。この人物こそが後の八百比丘尼で、以来非常に長い年月を生きたのだという。神が催した宴に人ならぬ料理が出るという、村の伝説らしい奇妙な味わいを持つ話である。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県みどり市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ