ねずみのようなちいさなきつね
鼠のような小さな狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 戸塚の神主が飼っていたという小さな狐で、餌を欠かすと人に憑くといわれた。
- 細部
- 戸塚の宿にいた神主は、鼠ほどの大きさしかない狐を手元に置いていたと語られる。この狐は食べ物を与えずにおくと人に取り憑くとされ、飼う側にも絶えず世話の義務があった。病人をよく治すと評判の者たちは、自分の力ではなく狐が病を退けたり、飲むべき薬を教えてくれるのだと説明していたという。憑きものとしての恐ろしさと、治病の力を授ける存在としての頼もしさが同じ獣に同居しており、狐を使う家をめぐる関東の言い伝えの典型を示している。
- 広まり方
- 1982年の『あしなか』に載る大谷忠雄「狐憑きと先達」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ