ねずみのむす
鼠のムス
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜寝ていると体が重くなり動けなくなるムスという現象は、鼠が仇討ちに来るためだとされた。
- 細部
- 夜眠っていると、鼠がムスと呼ばれる仕業をしかけてくることがあるという。体が急にずっしりと重くなり、うんうんと声を漏らしながら動こうとしても身体の自由がきかず、声を出すこともできなくなる。そうした状態から抜け出すには、苦しい息の下で決まった言葉をどうにか口にする必要があり、それを唱えることができると、布団の上には一匹の鼠が息絶えて残されていたという。この現象は、鼠が人間に仇討ちをしにやってくるために起こるのだと語られている。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「兵庫県城崎郡竹野町」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ