みなみあるぷすのきえるねずみとかじのきざし
南アルプスの消える鼠と火事の兆し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 家に住みついていた鼠がふっと姿を消すと、その家には火事や貧乏が近づいている兆しだとされた俗信。
- 細部
- 普段から家の中で見かけていた鼠が、ある日を境にぱったりと姿を見せなくなることがある。この土地では、そうした鼠の不在を単なる偶然とは見なさず、近いうちにその家で火事が起きたり、暮らし向きが傾いて貧乏になったりする前触れだと受け止めていた。鼠は害獣として嫌われる一方で、家の中にいて当たり前の存在でもあり、その気配が消えること自体が異変の合図とされたのである。落合村の吉凶をめぐる言い伝えの一つとして数えられている。
- 広まり方
- 1946年の『民間伝承』所収、坂木敏雄「落合村の吉凶俚諺」に記録されている。
- 地域
- 山梨県南アルプス市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ