ぎんをはこぶねずみ
銀を運ぶ鼠
国内
未確認生物
- どんな話か
- 神棚の升に鼠が銀貨を運び入れる日々が続いたが、使った途端に途絶えたという話。
- 細部
- 堀大和守が鍛冶橋御門内に屋敷を構えていたころ、その家中の者の家で、神棚に置いた升へ鼠が南鐐を一片ずつ運び込む出来事が起きた。鼠の来訪は十四、五日ほど毎日続き、夫婦は思いがけない珍しい福として喜んだ。しかし、蓄えられた銀を使うと、翌日から鼠はまったく姿を見せなくなった。この話は鼠渓『寐ものがたり』所収、『続日本随筆大成』(1981年)に千代田区の記録として載る。
- 広まり方
- 1981年刊行の続日本随筆大成、寐ものがたりに記された話。
- 地域
- 東京都千代田区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ