ねつびょう
熱病
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 明治の初め、熱病で亡くなった人の墓を見ると熱病にかかり、死者を掘り出して食べる夢を見たという言い伝え。
- 細部
- 明治のはじめ頃のこと、熱病がもとで亡くなった人を葬った盛り土の墓を見てしまうと、見た本人まで熱病にかかってしまうと恐れられていた。実際に、その墓を目にした者が高熱にうなされ、埋められた死者を土から掘り起こして食べてしまうという恐ろしい夢を見たと語られている。単に病を移されるだけでなく、死者を口にするという不気味な幻まで見せられる点が、この熱病にまつわる話の恐ろしさとして伝えられている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1936年掲載、寺田傳一郎「八十翁談話―秋田県平鹿郡淺舞町―」に記録がある。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ