ねねこ
禰々子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 利根川に住んでいたとされる雌の河童で、河童たちの女親分。住み着いた流域には災いが起きたという。
- 細部
- 利根川に住んでいたとされる雌の河童で、河童たちの女親分として恐れられた。腹を立てると堤を崩して田畑を水浸しにし、子分を率いて子供や馬を川へ引き込んだと語られ、住み着いた流域には決まって災いが起きたという。川奉行の家である茨城県利根町加納新田の加納家では、祖先が生け捕りにして檻に封じたところ、二度と悪さをしないと詫びたため許したと伝わる。同家には縁結びや安産の神として土偶が祀られてきた。江戸後期の赤松宗旦『利根川図志』には「子ヽコ」と記され、「祢々子河童」「弥々子河童」の表記もある。
- 広まり方
- 水害の記憶と結びついた土地の伝説として、地誌に記録され語り継がれた。
- 地域
- 茨城県利根町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ