ねこつき
猫憑き
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 意に染まぬ男から逃れようと週刊誌の呪術を試した女性が、猫に憑かれ四つ足で歩いたという。
- 細部
- 嫌う男の関心から逃れたいと願った二十四歳の女性が、週刊誌に載っていた呪術のやり方をそのまま実行した。その後まもなく体調を崩し、猫が憑いた状態だと見なされるようになる。四つ足で歩くといったふるまいが書きとめられており、憑きものの症状として周囲に受け止められた。狐憑きをめぐる調査のなかで報告された事例であり、活字メディアを通じて入ってきた呪術が、在来の憑依の語りと結びついている点が目を引く。
- 広まり方
- 1987年の『国立民族学博物館研究報告』に載る江口重幸の論考、山村における狐憑きの生成と変容に記録がある。
- 地域
- 滋賀県東近江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ