おおずのねころしのたたりがみ
大洲の猫殺しの祟り神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 罪のない猫を殺した祟りとされ、トガナシの神として祀られた神が嫁ぎ先へ移された経緯。
- 細部
- 用の山のある家に祀られているトガナシの神は、もとはその家の祖母の実家で祀られていたものである。祖母が若いころに病んで見てもらったところ、科のない猫を殺したためにその祟りが出ているのだと言われ、トガナシの神として祀ることになった。祖母はやがて嫁いだが、実家のほうでは次に来た嫁に障りが出て患ってしまった。そこで神は実家から祖母の婚家へと移された。祀るべき神が人の縁に沿って家から家へ移動していく様子がよく分かる例である。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ