うえだのねこまたねずみたいじ
上田のねこまた鼠退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 他の猫を食い殺すほど恐れられた寺の猫が、貰われた先では鼠を退治して感謝された話。
- 細部
- ある寺に、同じ猫仲間を食い殺してしまうような猫がおり、ねこまたではないかと言われていた。田舎から出てきた野菜商がこの猫を譲り受けて連れ帰ったところ、二、三日のうちに家に巣くっていた悪い鼠をことごとく退治してくれたといい、商人はわざわざ礼を述べに来た。恐れられていた性質が、場所を変えれば頼もしい力として働くという語り口になっており、怪異の評価が置かれた場によって反転する例として面白い。
- 広まり方
- 1975年刊の『日本随筆大成第2期』所収、菊岡沾凉『諸国里人談』に見える。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ