とくすいいんのねこまた
徳水院の猫また
国内
未確認生物
- どんな話か
- 増上寺脇の寺で飼われていた赤猫が、梁から落ちる拍子に人語を発して姿を消したという話。
- 細部
- 元禄の頃、徳水院という寺で長く飼われていた赤猫が、ねずみを追って梁を走っていたところ足を滑らせて落下した。とっさに仏を拝む言葉を口走ったため、周囲の者は年経た猫が正体を現しかけたのだと騒ぎ、猫はそのまま行方をくらませたと伝わる。ただの飼い猫が長年のうちに人語を発するほどの力を得ていたという点が異様とされる。
- 広まり方
- 『新著聞集』(神谷養勇軒)の記事が『日本随筆大成』第二期(1974年)に収められている。
- 地域
- 東京都港区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ