ねこまがたけのばけねこでんせつ
猫魔ヶ岳の化け猫伝説
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山に住み着いた人食いの化け猫が城主の奥方をさらったものの、鉄砲の名手だった百姓に退治され、奥方が無事救い出されたという伝説を持つ会津の山。
- 細部
- 会津藩がまとめた地誌『新編会津風土記』には、化け猫が出没するために山麓の「猫石」付近には草木一本生えず塵一つ落ちていないほど不気味だったと記されている。伝説では、化け猫に危害を加えられた領主が退治を命じたところ計画が漏れて奥方が人質に取られたが、鉄砲名人の百姓がこれを退治して奥方を救い出したと語られる。別の言い伝えでは、慧日寺の僧が寺の食料を食い荒らすネズミを退治するために猫を「猫王」として山に祀ったことがこの山の名の由来だともされる。
- 広まり方
- 江戸時代の地誌に記録が残っていることに加えて、「猫魔ヶ岳」「猫石」という地名や近くの猫魔温泉の名として現在まで残り続けたことで、地元の化け猫伝説として語り継がれている。
- 地域
- 福島県耶麻郡猪苗代町・北塩原村(猫魔ヶ岳)
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ