もりおかのみみだれをなおすねこいし
盛岡の耳だれを治す猫石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 猫がうずくまったような形の高さ18尺の岩で、頭にあたる穴に銭を入れて拝むと耳だれが治ると信じられている。
- 細部
- 猫石という地名とその名を持つ家があり、その近くには高さ十八尺ほどもある大岩がある。まるで猫がうずくまっているような姿をしていることから猫石と呼ばれ、頭にあたる部分には深さ三寸ほどの穴が開いている。耳だれ(ミミダレ)に悩む人がこの穴に銭を入れて拝むと、症状が治ると言い伝えられてきた。地形そのものが信仰の対象になった例である。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、田中喜多美「郷土伝説―岩手雑纂(ニ)―」に記録されている。
- 地域
- 岩手県盛岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ