いわきのねこなきやまのねこいし
いわきの猫鳴き山の猫石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 磐城判官の娘が落ち延びる際に置き去りにした猫が、鳴きながら石になったのが猫鳴き山の猫石だという。
- 細部
- 四倉町の猫鳴き山の頂上には、猫石と呼ばれる大きな石がある。昔、磐城判官の娘が戦に敗れて落ち延びていく際、連れてきていた猫をこの場所に置き去りにしてしまった。すると猫は鳴きながらそのまま石になってしまったといい、この出来事から山は猫鳴き山、石は猫石と呼ばれるようになったと伝えられている。落ち延びる道中でやむなく手放された猫の哀しみが、山と石の名として今に残されている。
- 広まり方
- 1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による石・岩に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ