ねこでら
猫寺
国内
未確認生物
- どんな話か
- 飼い猫が女の姿で踊る様子を見た和尚が猫を隠すと、猫は夢で武士の来訪を予言し、実際に寺は葬儀を機に立派になったという。
- 細部
- ある古寺の和尚が、日頃から飼っていた猫が人の女の姿になって踊っている場面をたまたま見てしまう。これを見咎めた和尚が怒って猫の姿を隠してしまったところ、その晩、猫が和尚の夢の中に現れて、近いうちに一人の武士が寺を訪ねてくるだろうと告げた。すると翌朝、告げられた通りに武士が本当に寺を訪れ、さる大名の娘の葬儀をこの寺で執り行いたいと申し出る。この葬儀をきっかけに寺の建物は大がかりな修繕を受けることとなり、以前にも増して立派な姿へと生まれ変わったのだという。飼い猫の予知によって寺の運が開けたとする話である。
- 広まり方
- 1939年の『郷土研究上方』に田中緑紅が発表した「京にお寺は数々御座る」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ