よこはまのてぬぐいをぬすむねこのおどり
横浜の手拭を盗む猫の踊り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜ごと猫が集まって踊り、その支度のために家々から手拭が持ち去られたという横浜の伝承。
- 細部
- 醤油を商う家では、手拭が一日一枚ずつ減っていくのを主人が怪しんで見張ったところ、犯人は自分の飼い猫だった。猫たちは頭にかぶる被り物として布を集め、夜になると寄り集まって踊っていたのだという。踊りの場を通りかかった者が顔見知りの猫に気づかれ、あの人が見ているぞと囃されていっそう跳ねたという話も残る。近くには旅の途中で亡くなった者を弔う塔が立ち、化かされる者が絶えないのを猫の障りと考えた念仏講の人々が銭を出し合って供養したところ、怪異も宿場での布の紛失もやんだと語られる。
- 広まり方
- 2000年の『昔話伝説研究』所収、高塚さより「横浜市泉区踊場の「猫の踊」譚」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ