ねこ
猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 産湯をなめた猫のせいで子供の足が悪くなった話と、死体を舐めた猫が死者を踊らせるという禁忌が伝わる。
- 細部
- 昭和のはじめ頃、産湯を捨てた際にたまたま猫がその湯をなめてしまうことがあり、なめられた子供はそれが原因でのちに歩行が困難な体になってしまったという。またこの地方では、猫が死者の体を舐めると死体が起き上がって踊り出すとも言われ、それを防ぐために遺体のそばへ短刀を置く習わしがあった。あわせて、鳥が鳴いたり犬がしきりに吠えたりする声も、人の死が近いことを知らせる予兆として受け止められていた。
- 広まり方
- 1973年の『富山県史 民俗編』に収められた伊藤曙覧の記録と、1998年の『とやま民俗』所収、廣瀬誠「母たちからの伝承」の両方に採録されている。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ