とうみのおねこやまのねずみよけ
東御のお猫山の鼠除け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 稲荷の参詣者を迎えていた黒猫にちなみ、その社の土に鼠除けの力があるとされた話。
- 細部
- 記録された時点から五、六十年ほどさかのぼる頃、この稲荷には日ごとに二十人ばかりが参詣し、一匹の黒猫がその人々を迎えていた。猫が老いて弱ると、常連の一人である亀吉が自宅へ連れ帰り、最期まで可愛がったという。以後この稲荷はお猫山と呼ばれるようになり、そこの土を持ち帰って撒けば鼠が出なくなると言い伝えられた。猫そのものが祟ったり化けたりするのではなく、猫と場所の結びつきが土地の霊験として語り継がれている点が特色である。
- 広まり方
- 1932年刊『民俗学』所収、小泉清見による長野県伝説集に記録がある。
- 地域
- 長野県東御市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ