ししゃとねこにまつわるそうそうのきんき
死者と猫にまつわる葬送の禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者を北枕に寝かせて屏風を立て、枕元に箒や刀を置く習わしと、猫の魂が死者に入ることを恐れる言い伝え。
- 細部
- 死者は北枕で西向きに寝かせ、六枚屏風を立て、枕元か布団の上に箒または短刀を置いた。これは死者が起き上がらないようにするためであり、猫の魂が死者に入り込んだとき、箒で打つためでもあった。そのため、普段から人を箒で叩くことは忌まれた。お弓語りで仏降ろしをしている最中に猫が現れた例もあり、袋に詰めて埋めた猫は、袋の中では出るに出られないと訴えた。猫を粗末に扱えば七代祟ると語られた。國學院大學民俗学研究会が1971年の『民俗採訪』で、現在の城里町にあたる七会村から記録した話である。
- 広まり方
- 1971年の民俗調査で東茨城郡七会村から聞き取られ、葬送習俗として報告書にまとめられている。
- 地域
- 茨城県城里町
- 年代
- 不明(1971年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ