さどのおけさおどるばけねこ
佐渡のおけさ踊る化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 改宗を怒った禅寺の猫が葬列の柩を奪ったという話と、飼猫がおけさに化けてそば屋を救ったという佐渡の猫伝説。
- 細部
- 何百年も昔、禅宗から日蓮宗へ改宗した家があり、そこで葬式が行われた際、雷鳴や大暴風が起こって葬列は一歩も動けなくなったという。僧侶が経を唱え、信者が題目念仏を唱えても天候は収まらず、ついに柩は宙へと持ち去られてしまった。後にその柩は、かつて檀家であった禅宗の寺で見つかり、これは宗旨替えを怒った寺の飼い猫が奪ったためだとされている。別の話では、傾きかけたそば屋の飼猫が、おけさを踊る美人に化けてその歌と踊りで店を救ったとも伝わる。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1931年掲載、中川杏果「佐渡の猫」と『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、浜口嘉寿夫の記録による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ