おうしゅうのじゅうしょくをねらうばけねこ
奥州の住職を狙う化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 飼い猫が人に化けようとしたり、山で仲間と歌い踊ったりするという水沢の猫怪談。
- 細部
- ある寺の飼い猫は、住職が眠っている隙に体の寸法を測り、住職を殺めて埋める穴をひそかに掘っていた。自らが住職に成り代わろうとしていたのだという。また、山中で三味線や太鼓、笛の音とともに歌う猫たちを見た者があり、家に帰った飼い猫が「疲れた、疲れた」とつぶやくのを聞いて、あの中にいたのはこの猫だったのかと思い当たったという話も伝わる。さらに別の寺では、住職を狙う大鼠と飼い猫が相打ちで死に、猫が住職の夢枕に立って恨み言を述べた話もある。
- 広まり方
- いずれも『旅と伝説』1939年、森口多里「陸中水沢町聞書(第四回)」に収められている。
- 地域
- 岩手県奥州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ