いたいのうでをあげるねこ
遺体の腕を上げる猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 函館の宿で亡くなった女性の遺体を湯灌していると、頭上へ突然手が挙がって周囲を驚かせたという。
- 細部
- 野辺地地方の古俳人が函館滞在中に聞いた話では、船着き場の宿の老女が亡くなり、女たちだけでなく男衆もいる場で湯灌をしていた際、遺体の手が頭上へ上がって一同を驚かせた。理由を探して周囲を尋ねると、屋根の上で猫が前足を上げ下げしており、死者の手の動きはその猫の仕業と判断された。青森県野辺地地方の話として、中市謙三が『旅と伝説』1933年に記録している。
- 広まり方
- 『旅と伝説』(1933年)の中市謙三による野辺地地方の記録に見える。
- 地域
- 青森県野辺地町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ