ほうおんのねこ
報恩の猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 貧しい寺で可愛がられていた猫が夢枕に立って姿を消し、後に藩主の葬式で寺を救ったという話。
- 細部
- 浄法寺町にあった福蔵寺という貧しい寺で、和尚に可愛がられていた猫がある夜夢枕に立ち、何かの変事を暗示するように姿を消してしまった。その後、南部藩主の葬式が行われた際、突然棺が宙に舞い上がって下りてこなくなるという異変が起きた。困り果てて福蔵寺の和尚が呼ばれると、無事に棺を地上へ下ろすことができ、その功によって寺は三十石の寺領を賜ったという。姿を消した猫の恩返しであったと伝わっている。
- 広まり方
- 1958年の『民間伝承』所収、小林文夫「猫の報恩伝説」に記録がある。
- 地域
- 岩手県二戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ