ねこまたぎのきんき
猫またぎの禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 通夜で猫が死者をまたぐと死者が起き上がって歩き回るとされ、夜通し見張ったという二本松の風習。
- 細部
- 二本松市東和町の葬送にまつわる話。通夜の席では、近親者が夜を徹して死者のそばに付き添い、猫が遺体をまたがないよう見張り続ける習わしがあった。もし猫にまたがれてしまうと、死者の中に猫の霊が乗り移り、起き上がって歩き回ってしまうと恐れられていたためである。猫と死者を結びつける俗信は各地にみられるが、この地域では夜通しの見張りという具体的な対応として伝えられている。
- 広まり方
- 1984年の『むさしの』所収、亜細亜大学・日本経済短期大学郷土研究会の葬制に関する記録による。
- 地域
- 福島県二本松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ