ななおのてぬぐいをかぶるばけねこ
七尾の手拭をかぶる化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長く飼われた猫は年を経て化け猫になるとされ、手拭をかぶって踊りに出ては人を襲う話が伝わる。
- 細部
- 猫を飼うときは年季の期限を決めておかないと、年老いた末に化け猫になってしまうと言われている。ある家では夏の夜ごとに竿にかけた手拭が濡れているのを老婆が不思議に思ったところ、飼い猫がその手拭をかぶって踊りに出かけていたことが知れた。翌朝そのことを何気なく口にすると、猫は正体を知られたことに怒ったのか老婆の喉を食いやぶって殺してしまったという。同じ土地には『釶打そんにやの猫や』という歌い出しの唄も伝わっており、正体を見破られた年老いた猫が老婆を手にかけたのち、海沿いのくるしま浜まで逃げ延びる道中で口ずさんだものだと語られている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1936年・1937年掲載の南榮三(南栄三)の報告に記録がある。
- 地域
- 石川県七尾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ