ねこ
猫
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 亡骸のそばに刃物を置き、雷や猫の魂による死体の異変を防ぐ葬送の魔よけである。
- 細部
- 上小阿仁村では、人が亡くなるとその亡骸のかたわらに必ず刃物を一本置いておく習わしがあった。これは雷が激しく鳴って死体がさらわれてしまったり、猫の魂が乗り移って死体がむくりと起き上がったりするのを防ぐための魔よけであるとされている。刃物という身近で現実的な道具に、死者を守るための呪力を託した葬送の習俗であるといえる。
- 広まり方
- 『上小阿仁の民俗―秋田県北秋田郡上小阿仁村―』1980年、東洋大学民俗研究会の人の一生に関する調査記録による。
- 地域
- 秋田県上小阿仁村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ