ふじよしだのへんじをするばけねこ
富士吉田の返事をする化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 留守番中に猫へ話しかけたところ言葉で返事をされ、猫は化けるので長く飼うものではないと悟った話。
- 細部
- 富士吉田市向原のある家では、お爺さん、お婆さん、娘の三人暮らしで一匹の猫を飼っていた。ある日、お婆さんと娘が義太夫を聞きに出かけて留守にしていたとき、家に残ったお爺さんが何気なく猫に話しかけてみた。すると、思いがけず猫から言葉で返事が返ってきたので、お爺さんはひどく恐ろしくなったという。この出来事をきっかけに、猫は年月を経ると化けるものだから、あまり長く飼うものではないという教訓めいた言い習わしが生まれた。動物を飼う際の心得として、家の中で語り継がれてきた話である。
- 広まり方
- 1983年の『向原の民俗(上)』(山梨県富士吉田市、都留文科大学民俗学研究会)口承文芸・世間話の項に記録されている。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ