おんがえしをしてうちころされたねこのひ
恩返しをして打ち殺された猫の碑
国内
未確認生物
- どんな話か
- 恩人の魚屋のために金を運んだ猫が誤解されて殺され、その死を悼んで碑が建てられた話。
- 細部
- 文化13年春、本所回向院に猫の碑が建った。その由来は、両替町の時田喜三郎方で飼われていた猫が、いつも魚をくれる出入りの魚屋が病気になった際、飼い主の家から金を盗んで魚屋へ届けたことにある。事情を知らない時田家の人は猫を金泥棒と思って打ち殺した。真相を知った魚屋は猫を憐れみ、回向のため碑を建てた。この話は『宮川舎漫筆』(宮川政運)を収める『日本随筆大成第一期』(1976年)に記録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第一期所収の宮川政運『宮川舎漫筆』に記される。
- 地域
- 東京都中央区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ