ねこ
猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 老人が飼う猫が化けて自分を欺いていると疑い追い出した話や、死者の部屋に映った影の正体が踊りを覚えた猫だったため追い出された話が伝わる。
- 細部
- ある老人が猫を飼っていたが、この猫はいつも夜に遊びへ出かけるのに、その晩に限って家から出て行こうとしなかった。すると、老人を踊りに誘う人物が訪ねてきた。老人は、飼っている猫が化けて自分を欺いているのだと考え、猫を家から追い出したところ、猫は二度と戻ってこなかったという。また別の話では、亡くなった人の部屋の障子に、手拭いで顔をぬぐうような影が映ったため確かめてみると、梁の上で猫が顔を洗っていた。さらに葬式の際、その猫が手拭いをかぶって踊るように立ち歩いたため、猫に踊りを覚えさせると化けるという言い伝えのとおりだと気味悪がられ、家から追い出されてしまった。
- 広まり方
- 1993年刊行の『昔話伝説研究』に岡島正一が発表した「秩父郡吉田町の昔話・世間話」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ