ゆしまのたたりねこ
湯島の祟り猫
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 煎餅屋が殺して捨てた猫に憑かれた妻が、猫そのものの声や仕草をするようになったという祟り話。
- 細部
- 湯島円満寺前の煎餅屋に夜な夜な大きな猫が現れて食べ物を盗るので、亭主がこれを捕らえて酷く殺し、妻に命じて死骸を捨てさせた。ところが妻は帰宅するなり夫の顔を引っかき、猫そのものの動作をまねるようになった。近所の人々を集めてようやく取り押さえると、ニャアニャアと鳴きながら暴れ、器に顔を突っ込んで魚を食べるなど、猫の習性そのままの様子を見せ続けたという。
- 広まり方
- 『続日本随筆大成別巻』所収「豊芥子日記」(石塚豊芥子、1983年刊)に記される。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ