ねこ
猫
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 死人の部屋に入り込んだ猫が亡骸をまたぐと踊り出して止まらなくなり、ほうきで叩くと元通りおとなしくなったという。
- 細部
- 昔、亡くなった人の安置された部屋に一匹の猫が入り込み、亡骸(しぶと)の体をまたいでしまったことがあった。すると死人が突然むくりと起き上がり、踊り出して一向に止まらなくなってしまったという。周囲の者があわててほうきを手に取り、その体をたたいてやると、ようやく元のようなおとなしい姿に戻ったのだと伝えられている。猫という身近な生き物が死者に及ぼす作用を、実際に起きた出来事として語った話である。
- 広まり方
- 『四国民俗』1978年掲載、水野一典「香川県綾歌郡綾上町の昔話その他」に記されている。
- 地域
- 香川県綾川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ