せいどうのへび
青銅の蛇
Nehushtan
国外
物品・機械
- どんな話か
- 『旧約聖書』民数記に登場する、蛇をかたどった青銅の像で、のちに偶像として破壊された。
- 細部
- 『旧約聖書』の民数記に記された、竿の先に取り付けられた青銅製の蛇の像である。荒野で猛毒の蛇に噛まれて苦しむイスラエルの民を救うため、神の指示でモーセがこの像を作って掲げ、見上げた者は癒やされたと伝えられる。しかし『列王記』下によれば、後の時代にイスラエルの民がこの像に供物を捧げるようになったため、ヒゼキヤ王が偶像崇拝の改革の一環として打ち砕いたとされる。カナンの複数の都市でも蛇をかたどった祭具の使用が確認されており、古代の医療や治癒信仰の名残という見方もある。
- 広まり方
- 『旧約聖書』の記述として伝えられ、のちの偶像破壊の逸話とあわせて語り継がれてきた。
- 地域
- イスラエル
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ