ねえーし
ネエーシ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 宝島の女性神役ネエーシは祭の際に神ジケという神憑りをする巫女で、一般の女性にも神ジケする者が二十人ほどいた。
- 細部
- 宝島の祭祀を担う神役は五人で構成され、それぞれ異なる役割を果たした。男性三人はオヤシュと称され、対して女性二人は巫女格にあたるネエーシという名で呼ばれる。祭の当日、ネエーシは神ジケと呼ばれる神憑りの状態に入る。この神ジケを経験するのはネエーシに限らず、神役以外の一般女性でも二十人ほどが体験していたという。初めて神ジケを迎えた女性は神様をいただいたとされ祝いの席が設けられ、以後は神の恩恵にあずかった者として信心深く暮らした。ただしこうした神憑りが起こるのは、ネエーシと同様に祭の日だけに限られていたと伝わる。
- 広まり方
- 1949年の『民間伝承』に掲載された桜田勝徳「宝島の親方取り」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県十島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ