なつやまいのまじない
夏病のまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 小正月に注連飾りを焚いた火で餅を炙り、それを口にすると夏場の病に罹らないとされた。
- 細部
- 年の初めに戸口へ掛けていた飾りを一月十五日に持ち寄って燃やし、その炎で餅を焼く。焼けた餅を食べれば夏の間に体を壊さずに済むと考えられていた。飾りを燃やさずに海へ送り出す土地もあるという。この日は業を休むべき日として扱われ、お十五日、あるいは正月の節句と呼ばれて特別視された。火と餅を介して一年の健康を先取りしておく発想が読み取れる。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―ふるさとの民俗―』に収められた、森正史監修「伊方の民俗 加周の漁法習俗」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊方町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ