かぶとづかのなんてん
兜塚の南天
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 落城の際に鉄兜を埋めたという塚で、掘り返した若者たちが怪我と震えに見舞われたと伝わる。
- 細部
- 城が落ちるとき、鉄兜などの武具を井戸へ納めて埋めたとされ、その場所が兜塚と呼ばれてきた。ここを掘り起こそうとした若者のうち、一人は生爪をはがし、一人は鍬で自らを傷つけ、三人目は体の震えが止まらなくなった。三人とも全身の震えに苦しんだが、家族が塚へ供え物をして詫びると元通りになったという。塚に生い茂る南天も同じく手を触れてはならないものとされた。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、原董「下条村の伝説」に採録されている。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ